2023.03.20
クラウド化とは?メリット・デメリットを徹底解説!
「そもそもクラウド化ってなに?」
「クラウド化するメリットやデメリットが知りたい!」
リモートワークやITシステムの進歩などによりビジネス様式の多様化が進み、オンラインでも仕事ができるようクラウド化を進める企業が増えています。しかし、そもそもクラウド化について把握できていなかったり、クラウド化することのメリットが理解できていない方もいるのではないでしょうか。
クラウド化とは自社サーバーで管理していた既存のシステムをクラウドサービスでの管理に移行することです。クラウド上でデータを管理できるようになることで、時間や場所を問わずデータサーバーにアクセスできるようになるほか、コスト削減や運用管理の負担軽減などにもつながります。
多くの企業がクラウド化に取り組んでいることが一般的になってきているため、これからの社会でクラウド化に対応できていない企業はますます経営が難しくなっていくでしょう。
本記事では、クラウド化の基礎知識やメリット、クラウド化を実施する際の注意点をお伝えします。
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上記のようなお困りごとがありましたら、トントンへご相談ください。
株式会社トントンでは、OA事務機器の事、ファイル管理やネットワーク構築、ネットワークセキュリティ、ペーパレス化の検討など、オフィスにまつわる環境整備やデジタル化をサポート。現在の課題をヒアリングしたうえで、貴社の予算や要望に合わせた最適なプランニングを行います。
「こんなことも相談できるのかな?」といった些細なお困りごとでも構いません。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
1.クラウド化とは?基礎知識と3つの種類
そもそもクラウドとは、インターネットを経由してサーバーやアプリケーションを利用することをいいます。
これまではPCにソフトウェア等をインストールして利用する「オンプレミス型(ダウンロード型)」が主流でしたが、クラウドによりオンライン上でソフトウェア等を利用することが可能になりました。
つまりクラウド化とは、自社サーバーで管理していた既存のシステムをクラウドサービスでの管理に移行することです。
そして、クラウド化には次の3つの分類があります。
- SaaS:アプリケーション・ソフトウェアをクラウド上で提供すること
- PaaS:プラットフォームをクラウド上で提供すること
- IaaS:インフラをクラウド上で提供すること
クラウド化すると場所問わずデータにアクセスできるようになったりとメリットが大きいため、企業だけでなく官公庁・地方自治体でも業務のクラウド化が進んでいます。
2.企業がクラウド化する5つのメリット
クラウド化のメリットは次の5つです。
- コスト削減につながる
- 運用管理の負担が軽減する
- 時間・場所問わずアクセスできる
- セキュリティ面を強化できる
- BCP対策を行うことができる
1.コスト削減につながる
1つ目のメリットはコスト削減につながることです。
自社サーバーを持つことが不要になるため、サーバー・周辺機材の購入費用、システムの構築・保守・運用などにかかる費用を削減することが可能になり、サーバー稼働に関わる維持費・人件費も減少します。
クラウドサービスは多くがサービスの利用量に応じて費用が発生するため、利用量が少ないと予測される企業でも安心して利用可能です。
2.運用管理の負担が軽減する
2つ目のメリットは運用管理の負担が軽減することです。
自社サーバーの運用には、サーバーを維持する担当者が必要になります。サーバーが故障すると内部データが破損する可能性があるため、定期的なバックアップなど担当者の負担は小さくはありません。
クラウド化することにより、サーバーの管理・メンテナンス・インストール作業・アップデート作業などは原則サービス提供者で実施されます。
そのため、システム運用管理の負担は軽減することが可能です。
3.時間・場所を問わずアクセスできる
3つ目のメリットは場所・時間を問わずアクセスできることです。
ネットワーク環境があればPC・タブレット・スマホを使い世界中どこからでもアクセス可能になります。離れた人同士で共同作業が可能になるため、以前はできなかった状況でも仕事が可能です。
そのため、在宅ワークの導入にも繋がっていきます。
4.セキュリティ面を強化できる
4つ目のメリットはセキュリティ面を強化できることです。
「オンラインではセキュリティが甘いのではないか?」と思う人がいるかも知れませんが、クラウドが広まるとともにセキュリティは強化されています。
サービス提供者はクライアントの重要なデータを守るためセキュリティ面に力を入れており、専門家の高度な技術・設備の利用が可能です。
5.BCP対策ができる
5つ目のメリットはBCP対策ができることです。
BCP対策とは、企業が震災や火災、テロ攻撃など緊急時にも被害を最小限に抑え、事業が継続できるように対策や方法をまとめた計画のことです。
自社サーバーの場合、地震や津波など災害時にデータが破損してしまえば、大事なデータが復旧できない可能性があります。重要なデータが破損した場合、事業を続けることが難しくなるような大きな影響が出るかもしれません。
サーバーをクラウド化することにより、災害時にも損害を小さくすることが可能になります。
日本は地震大国のため不測の事態への対策は必要です。
3.クラウド化実施時の3つの注意点
クラウド化実施の注意点は次の3つです。
- カスタマイズが難しい
- 通信障害に影響を受けやすい
- 情報漏洩のリスクが発生する
1.カスタマイズが難しい
1つ目のデメリットはカスタマイズが難しいことです。
自社サーバーとは違い、クラウドのサーバーはカスタマイズを前提としていないパッケージでの提供が多いです。そのため、自社サーバーより制限がかかります。
自社にあったクラウドサービスを適切に選べば基本的に問題になることはありませんので、事前にしっかり確認した上で利用しましょう。
2.通信障害に影響を受けやすい
2つ目のデメリットは通信障害に影響を受けやすいことです。
クラウドサーバーはネットワーク環境を利用するため、通信のトラブルによる影響を受ける可能性があります。例えば、ネットワーク環境の接続が切れている状況ではクラウド上のデータは閲覧できません。
しかし、メールなど業務でインターネットを利用している企業がほとんどの時代です。そのためサービス提供者も対策しているので、業務に頻繁に影響を及ぼすほど通信障害が発生することはないでしょう。
また、自社で利用しているネットワーク環境がクラウド利用の負荷に耐えられないケースもゼロではありません。自社のネットワーク環境がクラウド利用の負荷に耐えられるか確認した上で利用しましょう。
3.情報漏洩のリスクが発生する
3つ目のデメリットは情報漏洩のリスクが発生することです。
クラウドサーバーはネットを介すため、不正アクセスや情報漏洩のリスクがあります。また、データはサービス事業者のサーバーに保管されるため、自社サーバーで保管するよりも関わる人の数は増えリスクは大きくなるでしょう。
リモートワーク時にカフェで作業する人も見られますが、フリーWi-Fiを使うと簡単にハッキングができてしまい、重大な情報漏洩につながりかねません。
顧客情報、社内の機密情報など漏洩すると会社に大きな影響を及ぼすデータがあります。そのため、クラウド化する際には自社が保有する情報の重要性を理解しセキュリティ対策をしっかり行いましょう。
4.東海地区でオフィスのIT環境を整えるならトントンにご相談ください
東海地区でクラウド化について考えている企業様はぜひ株式会社トントンにご相談ください。トントンではサーバー管理・運用の一括お任せが可能です。特に下記のような課題を解決します。
- ファイルサーバーの容量を簡単に増やしたい
- ファイルサーバーの運用管理に手間や時間を省きたい
- 離れた拠点間でファイルを安全かつ簡単に共有したい
また、トントンではクラウド化だけでなく下記のようなことができます。業務効率改善やコスト削減をしたいというようなお悩みの解決が可能です。
- コピー複合機の提案
- ビジネスフォンの提案
- ネットワーク構築
- ネットワークセキュリティ
- デジタルホワイトボード
まとめ◆クラウド化を検討しましょう
この記事ではクラウド化に関する基礎知識・メリット・デメリットについてお伝えしました。
- コスト削減につながる
- 運用管理の負担が軽減する
- 時間・場所問わずアクセスできる
- セキュリティ面を強化できる
- BCP対策を行うことができる
クラウド化によるデメリットもありますが、コストの削減や業務の負担軽減などそれ以上にメリットは大きいです。
- カスタマイズが難しい
- 通信障害に影響を受けやすい
- 情報漏洩のリスクが発生する
まずは今後の経営方針はどうしていくのか、そのためには何が必要なのかを考えること、そして専門家に相談するところから始めてみましょう。
社内データの管理方法に不安はありませんか?
もしも今現在、
- 非常時に備えた社内データの管理ができていない
- オンライン、IT、ペーパレスなどよくわからない
- デジタル化の波に遅れないよう、社内の体制・仕事のやり方を見直したい
上記のようなお困りごとがありましたら、トントンへご相談ください。
株式会社トントンでは、OA事務機器の事、ファイル管理やネットワーク構築、ネットワークセキュリティ、ペーパレス化の検討など、オフィスにまつわる環境整備やデジタル化をサポート。現在の課題をヒアリングしたうえで、貴社の予算や要望に合わせた最適なプランニングを行います。
「こんなことも相談できるのかな?」といった些細なお困りごとでも構いません。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
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