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DX化(ソフト)

2023.03.14

デジタルトランスフォーメーションとは?意味と今後への影響を解説

デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションは、ビジネスにとって欠かせない現代社会のトレンドです。デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを進めることで、テクノロジーを活用してビジネスプロセスを効率化し、顧客満足度を向上させることができます。

しかし、やみくもに取り入れるべきではなく、導入する際には注意すべき点も存在します。

この記事では、デジタルトランスフォーメーションとは何か、ビジネスへの影響と、導入する際の注意点について解説します。

 

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上記のようなお困りごとがありましたら、トントンへご相談ください。

株式会社トントンでは、OA事務機器の事、ファイル管理やネットワーク構築、ネットワークセキュリティ、ペーパレス化の検討など、オフィスにまつわる環境整備やデジタル化をサポート。現在の課題をヒアリングしたうえで、貴社の予算や要望に合わせた最適なプランニングを行います。

「こんなことも相談できるのかな?」といった些細なお困りごとでも構いません。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

 

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1.デジタルトランスフォーメーションとは何か

デジタルトランスフォーメーション (Digital Transformation) とは、企業や組織がデジタル技術を活用してビジネスのプロセス、業務、サービスなどを改革することです。顧客満足度の向上、コスト削減、収益増加などのメリットが期待されます。

デジタルトランスフォーメーションは、ビジネスのあらゆる分野に影響を与え、モノづくりから販売、マーケティング、顧客サポートまで、業務のあらゆる箇所でデジタル技術が採用されることを意味します。

デジタルトランスフォーメーションの導入により、効率的な作業や高速な情報交換が可能となり、より良い顧客サービスを提供することができるようになるのです。

デジタルトランスフォーメーションは、ビジネスの視点から見たときにデジタル技術を活用することが求められる現代の状況において、重要な課題となっています。

2.デジタルトランスフォーメーションのメリット

デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションは、ビジネスにとって様々なメリットを持ちます。以下は、デジタルトランスフォーメーションが持つメリットを示すいくつかの例です。

 

デジタルトランスフォーメーションのメリット
  1. 顧客満足度の向上
  2. コスト削減
  3. 収益増加
  4. 競争優位性の確保
  5. 顧客情報の管理

 

それぞれ解説していきます。

1.顧客満足度の向上

デジタルトランスフォーメーションを活用することで、顧客のニーズに応えられるサービスや製品を提供することができます。顧客はより良い顧客体験を期待しますので、直接的に顧客満足度の向上につながります。

2.コスト削減

デジタルトランスフォーメーションを活用することで、効率的な作業が可能になります。導入時は初期費用がかかってしまいますが、人件費などのランニングコストなど管理コストが下がることにより、手間や時間が削減されます。

3.収益増加

デジタルトランスフォーメーションにより、新しいマーケットにアクセスできる可能性があります。現在はオフラインでしかできなかった販売活動が、オンラインでも積極的にPRできるようになるからです。

また、新しいビジネスモデルを採用することで、収益増加も期待できます。これまで考えつかなかったようなアイデアが、デジタルトランスフォーメーションによって実現可能になることもあるからです。

4.競争優位性の確保

デジタルトランスフォーメーションを適用しない企業や組織は、活用している競合他社に劣ることがあります。

実際に経済産業省からも、現場の課題を解決し、デジタルトランスフォーメーションが実現できないと、2025年以降最大12兆円の経済損失が生じる可能性があると示唆しています。これを2025年問題といいます。

名古屋をはじめとした地方都市の企業では特にデジタルトランスフォーメーションが進んでいません。都心ではすでに体制が整っている企業が多く、地方企業は後れを取っています。

反対に、今からでもデジタルトランスフォーメーションに取り組んでおくことで、競争優位性を確保することができるでしょう。

5.顧客情報の管理

デジタルトランスフォーメーションを活用することで、顧客情報をより正確かつ効率的に管理することができます。これまでもCRM(顧客関係管理)が必要とされてきましたが、これもひとつのDXであり、CRMはDXのなかでも重要なポジションを取っています。

BtoBの企業でも、顧客情報の管理は重要です。むしろBtoB商材の営業は1回目から決裁者にあたることは少なく、担当者ベースでの取引が基本となります。さらに同じ企業の別の担当者から問い合わせがくることも珍しくなく、消費者向け商材を扱うときよりも顧客情報の管理は重要な要素となりうるのです。BtoBでの顧客情報の管理はSFA(セールス・フォース・オートメーション)と呼ばれ、営業活動を効率的にするシステムが多く提供されています。

3.デジタルトランスフォーメーションが様々な業界にもたらす影響

デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションは、様々な業界に大きな影響を与えます。以下は、いくつかの業界における影響の例です。

金融業界

スウェーデンの銀行「Nordea」は、デジタルトランスフォーメーションを通じて、顧客のオンラインバンキングやモバイル決済などのサービスを改善しました。これにより顧客はより簡単かつ迅速に金融サービスを利用することができます。

Nordeaは2003年にはネット銀行としての顧客数が400万人を突破、この時点で世界最大のネット銀行となっています。

ヘルスケア業界

アメリカの大手医療機関「Mayo Clinic」は、デジタルトランスフォーメーションを通じて、顧客のテレメディシンやICTを活用したヘルスケアサービスなどのサービスを改善しました。これにより顧客はより簡単かつ迅速に医療サービスを利用することができます。

今回の新型コロナウイルス感染拡大時も速やかにビデオ診療に移行し、感染拡大の予防対応ができた一例です。

小売業界

アメリカの大手小売業者「Walmart」は、現在1万900店舗と10のWebサイトをもつアメリカの巨大小売業者です。デジタルトランスフォーメーションを通じて、顧客のeコマースなどのサービスを改善したことで、顧客はより簡単かつ迅速に商品を購入することができるようになりました。

さらにアメリカではコロナ感染以前の日常が戻りつつあるにもかかわらず、ECの売上も伸び続けているそうです。

教育業界

スウェーデンの教育機関「KTH Royal Institute of Technology」は、デジタルトランスフォーメーションを通じて、eラーニングやMOOC(オンライン講義)などのサービスを改善しました。これにより生徒はより簡単かつ迅速に学習することができています。

北欧の国は特に教育機関のDX化が進んでおり、フィンランドはひとり1台ノートパソコンが配られ、自由に利用することができます。

これらは、デジタルトランスフォーメーションが様々な業界にもたらす影響の一部であり、ビジネスの根幹を大きく変える影響力を持っています。

4.デジタルトランスフォーメーションを導入する際の注意点

デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションにはたくさんのメリットがありますが、導入する際には以下の注意点があります。

 

改善が必要なオフィス環境の特徴
  1. 顧客ニーズに応じた導入
  2. データセキュリティ
  3. スムーズな導入プロセス
  4. 社員のトレーニング
  5. 柔軟なアプローチ

 

デジタルトランスフォーメーションは顧客ニーズに応じたサービスを提供することが大切です。さらに、顧客データを不正に使用することのないように、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。

そして、デジタルトランスフォーメーションの導入は簡単に終わるものではありません。導入前に必要なリソース、スケジュール、コストなどを確認し、適切なプロジェクトマネジメントを行う必要があります。

デジタルトランスフォーメーションを導入すると、社員の仕事内容やスキルセットが変化する場合があります。社員を適切にトレーニングし、彼らがデジタルツールやシステムを使いこなせるよう支援することが大切です。

忘れがちなことですが、デジタルトランスフォーメーションは常に進化し続けています。常に最新の技術やトレンドに対応できるよう、柔軟なアプローチをとることが重要です。

これらのポイントに十分注意してデジタルトランスフォーメーションを導入しましょう。

5.デジタルトランスフォーメーションのこれから

デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションは今後も進化し続けることが予想されます。デジタルトランスフォーメーションのこれからのトレンドになると予想されているものは次の4つです。

 

今後のDXトレンド
  1. 人工知能(AI)の普及
  2. クラウドコンピューティング
  3. モバイル・デバイスの普及
  4. オンライン・デジタルマーケティング

 

それぞれ解説していきます。

1.人工知能(AI)の普及

AIはデジタルトランスフォーメーションを加速する重要な要素の一つとなるでしょう。今後は、より高度なAI技術が普及し、ビジネスプロセスを自動化することが可能になります。

2.クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングはデジタルトランスフォーメーションを促進する役割を果たすことが予想されます。

クラウド技術はデータの収集・処理・保存を容易にすることで、ビジネスのイノベーションを加速させます。

3.モバイル・デバイスの普及

モバイル・デバイスはビジネスにおいてもますます重要な役割を果たすことが予想されます。

モバイル・デバイスを活用することで、ビジネスプロセスをよりスムーズにすることができます。

4.オンライン・デジタルマーケティング

オンライン・デジタルマーケティングはデジタルトランスフォーメーションの一部となります。

今後は、より高度なデジタルマーケティング技術が普及し、顧客とのエンゲージメントを強化することができるでしょう。

これらはデジタルトランスフォーメーションのこれからのトレンドの一部であり、今後も新しい技術やアプローチが登場することが予想されます。

6.まとめ◆デジタルトランスフォーメーションの導入が企業の業績をアップさせる

デジタルトランスフォーメーションは、ビジネスや経済、社会においてデジタル技術を活用することによって生じる変革のことです。

デジタルトランスフォーメーションはビジネスのイノベーションや生産性の向上、顧客エンゲージメントの強化などによって企業の業績アップに繋がります。

導入する際には技術的な準備や組織構造の見直しが必要であり、技術的な見通しとともに経済的・社会的影響も考慮することが大切です。

今後もデジタルトランスフォーメーションは進化し続け、人工知能やクラウド技術、モバイル・デバイス、オンライン・デジタルマーケティングなどが重要なトレンドとなることが予想されます。

これらのトレンドに乗り遅れないためにも早めの導入を検討しましょう。

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