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DX化(ソフト)

2024.06.09

PCのChromeが急に重くなった!原因や5つの対処法と予防策

インターネットが普及している現在、大手検索エンジンのGoogleは世界で90%以上のシェア率を誇ります。Google社が提供するWebブラウザの「Google Chrome」を使って普段、調べ物をしている人は多いはずです。

しかし、Chromeを使用している際に、突然重くなったり、動作が遅くなったり、画面が凍結したりするユーザーも少なくありません。ブラウザが遅くなる原因はさまざまです。

この記事では、PCのChromeが突然遅くなる原因や、効果的な5つの対処法と予防策を解説していきます。

PCのChromeが急に重くなった時は負荷の軽減が必要

Chromeが重たいと感じた場合は、まずは「Chromeタスクマネージャ」を利用して、原因を調査します。このツールを使えば、どのタブや拡張機能がメモリやCPUを使っているかを確認できます。

タスクマネージャーを起動するには、右上隅にある「︙」メニューボタンをクリックして[その他のツール]→[タスクマネージャ]と進みます。あるいは、「Shift+Esc」のショートカットキーで素早い起動が可能です。

Chromeが急に重くなった時は、PCに大きな負荷がかかっている状態です。正常な状態に戻すためには、Chromeの負荷を軽減させる必要があります。

PCのChromeが重くなる原因

PCのChromeが急に重くなった原因を探るために、まずはChromeタスクマネージャーを使用しましょう。タブと拡張機能がメモリやCPUを、どの程度圧迫しているのかチェックします。問題なければ、次にChromeの使用率を見ましょう。Chromeの使用率が異常に多い場合は、ブラウザ自体に何か問題が起きている恐れがあります。

その他にも、Chromeが急に重くなった時は下記の原因が考えられます。

  • キャッシュ・履歴の蓄積
  • 拡張機能の影響
  • 古いブラウザバージョンの影響
  • タブやウィンドウの数が多すぎる
  • Webページが重い
  • PCのスペック不足
  • Chromeブラウザの不具合
  • ハードウェアアクセラレーション機能の影響
  • HDD・SSDの内部ストレージの空き容量の低下

上記のように原因は色々あるため、すぐに特定するのは難しいかもしれません。考えられる原因を1つ1つ探り、慌てずに対処していきましょう。

PCのChromeが重くなった際の5つの対処法

原因を特定したら、下記の5つの対処法を試すことで症状が改善できる可能性があります。次の項目では、PCのChromeが急に遅くなった場合の5つの対処法について説明します。

1.キャッシュとクッキーを削除する

ブラウザの速度を低下させる原因となるのは、長期間にわたって蓄積されたキャッシュやクッキーです。これらは、Webサイトの読み込みを速くするためにPCに保存されますが、溜まりすぎるとブラウザの動作を遅くすることがあります。

設定メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選び、「閲覧履歴データの削除」をクリックして削除しましょう。

2.不要な拡張機能を無効化する

Chromeの拡張機能は便利ですが、多くの拡張機能を有効にしているユーザーは注意が必要です。それぞれがリソースを消費しブラウザの速度を低下させるからです。不要な拡張機能を無効化または削除することで、パフォーマンスを改善できる場合があります。

3.Chromeを最新版に更新する

古いバージョンのChromeの使用は、パフォーマンスの低下やセキュリティリスクが高まるため、更新しないままなのは良くありません。Chromeブラウザを最新版に更新することで、読み込み速度の向上やセキュリティの強化が期待できます。

4.タブやウィンドウの数を減らす

多くのタブやウィンドウを開いていると、PCのメモリが圧迫されてChromeの動作が遅くなることがあります。ブラウザが急に重くなった場合は、必要のないタブやウィンドウを閉じてみてください。

今後必要になるかもしれないタブはブックマークに保存しておきましょう。タブやウィンドウの数を減らして、必要最低限の数だけ開いておくようにするとChromeの動作を軽くできます。

5.PCやChromeの再起動をする

PCやChromeが長時間稼働していると、一時的なデータが溜まり、動作が遅くなることがあります。保存したり作業を中断したりできる場合は、PCやChromeを再起動してみてください。これにより、問題が解消され、ブラウザの読み込み速度が向上する可能性があります。

また、一時的なエラーや不具合の解消につながり、全体的なパフォーマンスが改善される可能性もあります。

普段からやっておきたい5つの予防策

PCのChromeが急に重くなってから原因を探って対応すると、業務効率や生産性の低下を招きます。ブラウザに影響が出る前に、定期的なメンテナンスや予防に努めて、不具合やトラブルが起きにくくすることが大切です。

次の項目では、PCのChromeが急に重くなったと感じる前の5つの予防策をお伝えしていきます。

1.キャッシュとクッキーの定期的な削除

Webサイトを閲覧する際には、キャッシュやクッキーが蓄積されます。これらは時間とともに増え続け、Chromeの動作を遅くする原因となります。定期的にキャッシュとクッキーを削除して、ブラウジングのスムーズさを維持しましょう。

2.必要な拡張機能のみをインストール

多くの拡張機能を追加すると、Chromeのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。拡張機能が増えるにつれて、Chromeに負荷がかかり、ブラウザが急に重くなることがあります。Chromeの動作を軽くするためには、必要な拡張機能のみをインストールし、不要なものは削除するようにしましょう。

3.Chromeの定期的な更新

Googleは定期的にChromeを更新していて、セキュリティの強化やバグの修正、パフォーマンスの向上を行っています。古いバージョンのChromeの使用は、パフォーマンスの低下やセキュリティリスクが高まるため注意が必要です。ユーザー側もChromeを定期的に更新することで、PCが最適な状態を保てます。

4.タブの管理

PCのタブやウィンドウの数を、増やしすぎる癖があるユーザーは注意が必要です。Chromeが急に重くなったと感じる前に、タブの管理を適切に行いブラウザの動作が遅くならないようにすることが大切です。必要のないタブは閉じてタブの数を適切に管理するなど、業務効率も意識しましょう。

5.セキュリティソフトウェアの使用

マルウェアやスパイウェアは、Chromeを含むシステム全体のパフォーマンスを低下させる恐れがあります。サイバー攻撃の被害に遭わないためには、信頼できるセキュリティソフトウェアの活用が大切です。セキュリティソフトウェアを使用して定期的にスキャンを行い、ブラウザのパフォーマンスを保護しましょう。

まとめ

PCを使っている際に、GoogleChromeが突然重くなるというユーザーは少なくありません。複数の問題が発生している場合もあれば、1つの原因を解決するだけで問題が解消されることもあります。

  1. キャッシュとクッキーを削除する
  2. 不要な拡張機能を無効化する
  3. ブラウザを最新版に更新する
  4. タブやウィンドウの数を減らす
  5. PCやChromeの再起動をする

ブラウザが急に重くなった場合、慌てずに上記の5つの対処法を1つずつ試してみましょう。

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