2023.07.15
2023年のインボイスに対応!請求書作成ソフト12選を徹底比較
「どんな請求書作成ソフトを選ぶと良いの?」
「インボイス対応請求書作成ソフトを導入するメリットを知りたい」
こんな疑問を抱える企業様も多いのではないでしょうか。
請求書作成ソフトを導入すると、請求書作成時間を短縮できたり、請求漏れを防止できます。
本記事では、インボイス対応請求書作成ソフトを比較して詳しく解説します。請求書作成ソフトの導入をお考えの企業様は、ぜひ参考にしてください。
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「こんなことも相談できるのかな?」といった些細なお困りごとでも構いません。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
1.インボイス対応請求書作成ソフト12選
インボイス制度に対応した請求書作成ソフトの特徴や料金を紹介します。
API連携 | セキュリティ | 機能 | |
やよいの見積・納品・請求書23 | なし | 設置可能 |
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Misoca | 弥生会計、やよいの青色申告、弥生会計 オンライン、やよいの青色申告 オンライン、やよいの白色申告 オンラインと連携可能 |
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ジョブカン見積/請求書 | トラスト・ログイン byGMO、Slack、Azure Active Directory(Azure AD)、OneLogin、HENNGE One、Okta、ジョブカンシリーズと連携可能 |
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INVOY | freee、Money Forward、弥生会計に対応したCSVフォーマット出力 | ISMS (ISO 27001)を遵守 |
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マネーフォワード クラウド請求書 | Kintone、Senses、Zoho、V-ONE、マネーフォワード クラウド会計・確定申告と連携可能 | 不明 |
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board | APIトークンごとに、自由に設定することが可能 | ISO/IEC 27001:2013 / JIS Q 27001:2014を取得 |
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BtoBプラットフォーム | 約100のシステムと連携可能 | ISO 27001の認証取得 |
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請求管理ロボ | Salesforce、kintone、zoho、PCA会計、勘定奉行、弥生会計、マネーフォワード クラウド会計と連携可能 |
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楽楽明細 | 顧客データ、帳票データに対応したCSV取り込み | ISMSの認証取得 |
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ツカエル見積・請求書オンライン | ツカエル会計オンライン、ツカエル青色申告オンラインと連携可能 | ー |
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バクラク請求書 | freee会計、マネーフォワードクラウド会計、弥生シリーズ、PCAクラウド会計、勘定奉行、FX4クラウド、OBIC7、JDLIBEX会計、SMILE✓と連携可能 | ISMSを取得 |
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Fairgrit | freee 人事労務、SmartHRと連携可能 | ー |
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※2023年7月現在
1.やよいの見積・納品・請求書23
※引用:やよいの見積・納品・請求書23
やよいの見積・納品・請求書23は、帳票テンプレートから色や項目の変更したり、会社のロゴを配置してオリジナルの帳票を誰でも簡単に作成できる請求書作成ソフトです。業務ソフト部門で24年連続年間販売数量No.1を受賞しており、実績と信頼を兼ね備えています。
帳票の作成は3ステップで完了します。紙の帳票と同様の操作感であり、迷うことはありません。インボイス制度への対応はもちろん、軽減税率の自動集計も可能です。
プラン | 料金 |
セルフプラン | 5,500円 |
ベーシックプラン | 11,825円 |
トータルプラン | 17,380円 |
※初年度優待価格です。
2.Misoca
※引用:Misoca公式サイト
Misocaは弥生株式会社が提供している、見積書 ・納品書・請求書・領収書・検収書の作成が簡単ですべてを一つのシステムで管理ができる請求書作成ソフトです。スマートフォンやタブレットからも帳票作成ができますので、メール送付・郵送をワンクリックで完結できます。
確定申告ソフトとの連携や売掛金の回収保証付与など連携サービスが充実しています。
プラン | 料金 |
無料プラン | 0円 |
プラン15 | 8,000円/年額 |
プラン100 | 30,000円/年額 |
3.ジョブカン見積/請求書
※引用:ジョブカン見積/請求書公式サイト
ジョブカン見積/請求書は、株式会社Donutsが提供しており、すべての請求業務にスピードとクオリティを求めている方におすすめの請求書作成ソフトです。ロゴの挿入や色の変更ができるため、キレイな請求書・見積書をクラウド上で簡単に作成が可能です。
請求書と見積書はクラウド上で一元管理でき、送信漏れやステータス確認が簡単にできます。ジョブカン見積/請求書は電子帳簿保存法に対応しており、インボイス制度には、2023年10月1日より対応予定です。
プラン | 料金 |
初期費用 | 0円 |
基本料金 | 2,000円/月 |
4.INVOY
※引用:INVOY公式サイト
INVOYはFINUX株式会社が提供している、請求書発行から受け取り、支払いまでを素早く簡単にできるクラウド請求書プラットフォームです。初めての方にもわかりやすい操作設計であり、必要項目を上から順番に入力するだけで請求書作成を終わらせられます。
請求書の作成後は、すぐにINVOY上からメールで送信できるため、請求書送付業務の効率化が可能です。
プラン | 料金 |
Freeプラン | 0円 |
Standardプラン | 980円/月 |
5.マネーフォワード クラウド請求書
マネーフォワード クラウド請求書は、株式会社マネーフォワードが提供している、見積書・納品書・請求書を簡単に作成できるサービスです。作成・送付・保管まで一元管理で効率化します。「見積書 → 納品書 → 請求書 → 領収書」の流れで書類を変換できるソフトです。
表計算ソフトのような反復作業もクラウド上で一括で行えます。クラウド会計・確定申告と連携すれば、自動的に売掛金の仕訳が作成できます。
プラン | 料金 |
スモールビジネス | 3,980円/月 |
ビジネス | 5,980円/月 |
6.board
※引用:board公式サイト
ヴェルク株式会社が提供しているboardは、請求書作成だけでなくスモールビジネス向けに開発されたシステムです。見積もり・請求・受発注管理・売上予測を簡単にできます。
boardは、数人〜数十人規模の企業、100人前後の中規模企業に適しており、100人以上で利用する場合には適していません。
プラン | 料金 |
Basic | 1,980円/月 |
Standard | 3,980円/月 |
Premium | 5,980円/月 |
7.BtoBプラットフォーム 請求書
BtoBプラットフォームは、株式会社インフォマートが提供しており、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した国内シェアNO.1の電子請求書システムです。請求書の作成・受領業務を最大90%削減できます。手作業を省くことによりミスの発生を大幅に減らせます。
プラン | 料金 |
初期費用 | 100,000円~ |
月額利用料 | 20,000円〜 |
8.請求管理ロボ
※引用:請求管理ロボ公式サイト
請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供している、電子契約書の作成だけでなく与信審査~回収までの請求業務を丸投げできる請求管理システムです。取引先と請求内容を登録すれば毎月自動で請求書発行・発送を行えます。集金回収・自動消込など請求に関するすべての作業をシステム上で行うことが可能です。
9.楽楽明細
※引用:楽楽明細公式サイト
楽楽明細には、主に3つの特徴があります。
さまざまな帳票発行の自動化ができる
帳票の割り振り発行ができる
CSVと連携ができる
楽楽明細は、株式会社ラクスが提供しており、請求書、見積書、納品書などさまざまな帳票の自動発行が可能です。帳票データを楽楽明細へ取り込むと、Webや郵送、メール添付、FAXの4つの方法から自動で割り振り発行してくれます。
印刷や封入、発送作業などを削減でき、業務の効率化につながります。データ連携は簡単であり、CSVデータ、PDFデータで連携しやすい方を選びましょう。
プラン | 料金 |
初期費用 | 100,000円~ |
月額利用料 | 25,000円〜 |
10.ツカエル見積・請求書オンライン
ツカエル見積・請求書オンラインには、主に3つの特徴があります。
シンプルな操作画面
クラウドで安心
便利な機能が多く搭載されている
ツカエル見積・請求書オンラインは、株式会社ジョブカン会計が提供しています。見積書・納品書・請求書などを誰でも簡単にきれいに作成が可能です。
万が一、災害が起きてもクラウド型システムであるためデータは安心安全です。請求書の申請、承認ワークフロー機能などが備えられているため、請求書業務を効率化できます。
プラン | 料金 |
スタンダードプラン | 550円/月 |
プロプラン | 1,100円/月 |
11.バクラク請求書
※引用:バクラク請求書公式サイト
バクラク請求書は、株式会社LayerXが提供しており、請求書処理、経費精算、稟議申請、法人カードなどの支出管理を一元化するサービスです。AI-OCR機能により、請求書をわずか5秒でデータ化できます。
仕訳データの自動学習機能が備えられているのも特徴です。一度登録した仕訳データをシステムが学習するため、仕訳を自動生成でき、手入力をゼロにするのが可能です。
プラン | 料金 |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | 30,000円〜 |
12.Fairgrit®
※引用:Fairgrit®公式サイト
Fairgrit®は、株式会社エージェントグローが提供している、請求書の作成や契約書の管理などの業務効率を改善させるSES管理ツールです。請求書作成・管理はもちろん、勤怠管理、案件管理など、システムエンジニアを抱える企業向けに、多様な機能が搭載されています。
バックオフィス業務のシステム化に一役買うツールとして、SES系企業から支持されています。
プラン | 料金 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 55,000円~ |
請求書作成ソフトを導入する3つのメリット
請求書作成ソフトを導入するメリットは、下記の3つです。
- 請求書作成時間を短縮できる
- 請求漏れ・誤請求を防止できる
- リモートワークの促進につながる
ひとつずつ見ていきましょう。
請求書作成時間を短縮できる
請求書作成ソフトを導入した方が、ExcelやWordで請求書を作成するよりも時間を短縮できます。
ExcelやWordで請求書を作成する場合は、請求金額や取引先情報を確認して1枚ずつ請求書へ入力作業が必要です。一方で、請求書作成ソフトを活用すれば、顧客情報や商品情報を一元管理できます。
これにより、顧客のアドレスや支払い条件などの情報を入力する必要がなくなります。また、商品情報も事前に登録しておけば、商品名や価格を都度入力する手間も省けます。
請求漏れ・誤請求を防止できる
請求書作成ソフトでは、請求書のステータスを一覧で確認できます。送付済み、受領済みなどの流れを視覚的に確認できるため、請求漏れを防ぐことが可能です。
一方で、ExcelやWordを使用して請求書を作成していると、請求漏れ・誤請求など人の作業でのミスが起きるケースがあります。請求書業務でのミスは、社内の損失だけではなく企業の信用問題にも関わってきます。
請求書作成ソフトを導入して、人の手作業でのミスを起きないようにしていきましょう。
リモートワークの促進につながる
リモートワークの促進につなげたい企業様は、請求書の発行がオンラインでできる仕組みを構築しましょう。紙の請求書業務を理由として、リモートワークができない企業も多いです。
請求書作成ソフトを導入すれば、請求書の発行という課題を解決できます。企業は、請求書業務をオンラインで完結を目指し、リモートワークの促進につなげましょう。
請求書作成ソフトを選ぶ3つのポイント
請求書作成ソフトを選ぶポイントは、下記の 3つです。
- 既存システムや他のサービスと連携できる
- セキュリティ体制が充実している
- 自社の業務形態に合っているか
ひとつずつ見ていきましょう。
既存システムや他のサービスと連携できる
請求書作成ソフトを選ぶ際に使いやすさで選ぶことも大事ですが、既存システムや他のサービスと連携できるか確認しましょう。自社で使っているサービスと連携できるソフトを選べば、データの移行時間を短縮できスムーズな導入が可能です。
会計ソフトと連携すれば、仕訳作業を自動入力で対応できるので業務効率を高められます。
セキュリティ体制が充実している
クラウド型の請求書作成ソフトを選ぶ際には、情報漏えい防止のためにどのようなセキュリティ体制になっているのか確認しましょう。たとえば、「通信データが適切に暗号化している」「監視体制が万全である」「データセンターの安全性」などをチェックすると良いです。
導入実績の数字を参考にして、信頼性の高い請求書作成ソフトを選びましょう。
自社の業務形態に合っているか
請求書作成ソフトを選ぶ場合には、自社の業務形態に合っているか確認しましょう。たとえば、毎月同じ取引先に複数の請求書を発行する場合には、金額などの変更が無い箇所を自動入力できる機能が備えられていればコスト削減につながります。
請求書作成以外の機能が備えられていると、想定していたよりも費用がかかるケースがあります。自社でどんな機能を必要としているのか考えてから請求書作成ソフトを選びましょう。
まとめ
本記事では、インボイス対応請求書作成ソフトを比較して詳しく解説しました。
請求書作成ソフトを導入すれば、請求書作成時間を短縮できたり、請求漏れを防ぐことが可能です。毎月の請求額が定額の場合は、自動で作成ができるソフトもあるため時間的コストを減らせるメリットがあります。
たとえば、楽楽明細という請求書作成ソフトを利用すれば、帳票発行の自動化ができたり、帳票の割り振り発行が可能であるため業務の効率を高められます。
どのようなコスト削減をしたいのか考慮して、自社の業務形態に合った請求書作成ソフトを検討しましょう。
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