2023.06.13
ビジネス用パソコンの選び方とは?目安スペックや基礎知識を解説!
「ビジネス用のパソコンって高そう」
「そもそも、どのくらいのスペックがあれば十分か、わからない」
などのお悩みを感じていませんか?
実は、本記事で紹介することを事前に把握しておくだけで、簡単にパソコン選びの場面で役立ちます。愛知県のみならず、幅広く導入実績がある弊社だからこそ、用途にあったパソコン選びの基準を紹介します。
本記事を読み終えると、ビジネスで使うパソコンのスペックが把握できるので、ご一読ください。
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株式会社トントンでは、OA事務機器の事、ファイル管理やネットワーク構築、ネットワークセキュリティ、ペーパレス化の検討など、オフィスにまつわる環境整備やデジタル化をサポート。現在の課題をヒアリングしたうえで、貴社の予算や要望に合わせた最適なプランニングを行います。
「こんなことも相談できるのかな?」といった些細なお困りごとでも構いません。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
▼目次
1.ビジネス用のパソコンで気にすべきスペックとは
ビジネス用のパソコンを購入するうえで、1つの判断基準になるのがスペックです。とは言え、業務にあったスペックを選定するためには、最低限の知識が必要です。
ここでは、パソコンのスペックを語るうえで重要になる、各パーツについて紹介します。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラフィックボード
適切なスペックを決められると、見積もりの場で困惑せずに決められます。
1.CPU
CPUとは、日本語で「中央演算処理装置」と訳される「Central Processing Unit」の頭文字を取ったものであり、パソコンにとっての頭脳です。
人間でたとえると、頭の回転の速さだと思ってください。つまり、性能が高ければ高くなるほど、処理速度に期待できます。処理速度が速くなると、必然的に動作も速くなり、効率的に業務を行えます。
またCPUは、データの受け取りや制御などで活躍するパーツのため、知っておいて損はありません。
例えばCPUの性能差をIntel社の「Core i」シリーズで見ると、Core i9が最も高く、数字が低くなるに連れて性能が落ちていきます。
2.メモリ
メモリとは、データを一旦保管する場所です。一旦保管することで、処理速度が軽くなります。メモリが大きければ大きいほど、沢山のデータを保管でき、ストレスなく作業ができます。
机の広さでたとえてみましょう。狭い机だと作業効率は下がってしまいますが、広い机だと一度に作業スペースが十分に確保できます。つまり、作業環境を広くする役割を担っているのがメモリになります。
ビジネス用であれば、ほとんどの場合で4G以上のメモリが搭載してあります。逆に、4G以下のパソコンだと、ビジネス向けではないと考えてよいでしょう。
3.ストレージ
ストレージとは、データを保存する場所です。「記憶容量」ともいい、写真や画像、動画、ダウンロードしたソフトなどの保存できる容量をいいます。
ストレージの大小は、処理速度には影響はありません。しかし、画像や動画などの編集作業が多いと、元データの保存も多くなります。外付けハードディスクで対応もできますが、作業内容に応じて判断すべきです。
またストレージは、種類によって性能が変わってきます。金額にも影響してきますので、下記の表を参考にしてください。
SSD(ソリッドステートドライブ) | HDD(ハードディスクドライブ) | |
特徴 | 起動や処理が速く衝撃に強い | 最大容量が大きい |
金額 | 高価で金額の割に容量が少ない | 容量に対して安値 |
またSSDは、動作音も静かなため、持ち運びなどで生じる衝撃が気になる方は、SSDを視野に入れるといいでしょう。
4.GPU
GPUとは、パソコンのグラフィック、つまり描画に関係するパーツです。性能が高ければ高いほど、鮮明で滑らかな画像や映像を映し出せます。最近のパソコンでは、このGPUがCPUに内蔵されていることが多くなりました。
GPUに関しては、画像や映像が鮮明かどうかが判断基準になります。つまり、ビジネス用としては、一般的な事務作業であれば、グラフィックの性能にこだわる必要は、ないでしょう。
また、描画についてよく紹介される「グラフィックボード」との違いは下記の通りです。
- GPU:モニターに画像や映像を映し出すパーツ
- グラフィックボード:GPUを外付けさせるためのパーツ
内蔵されているのか、外付けなのかが大きな違いになります。
2.ビジネス用のパソコンで必要な目安になるスペック
ここまで、スペックを語るうえで重要になる代表的なパーツについて紹介しました。次は実際の業務を想定し、どの程度のスペックがあれば十分なのか、紹介します。
大まかにわけると以下のパターンになるでしょう。
- 持ち運びの多い営業の方
- オフィスワークの多い事務員の方
- イラスト作成などの作業が多いクリエイターの方
今となっては、ビジネスの場においてパソコンは必須アイテムです。一人ひとりがストレスフリーで業務できるよう、おすすめのスペックを紹介します。
従業員の作業クオリティを最大にさせるため、ぜひ参考にしてください。
持ち運びの多い営業の方
営業で外出する機会の多い方は、軽量のビジネスパソコンがおすすめです。とは言え、最低限のスペックが気になると思います。
現場でも、取引先との商談でパソコンを開き、ファイルのやりとりが発生します。バッテリーの駆動時間や、プレゼン資料を快適に使用するためには、以下のスペックを選ぶといいでしょう。
- CPU:Core i5 以上
- メモリ:8G 以上
- ストレージ:128GB(SSD) 以上
取引先でパソコンを開いている段階で、急に固まってしまうのは、とても困ります。トラブル回避のためにも、CPUはCore i5 以上を選びましょう。また、zoomやGoogle Meetなどのビデオ通話をしながら資料を開く場面に備え、メモリも気にしておく必要があります。
これほどのスペックでも、持ち運びに負担がかかりにくい1kg未満のビジネスパソコンもあります。スペックと重さを気にしながら、選定していきましょう。
オフィスワークの多い事務員の方
事務作業が多い方は、そこまでハイスペックである必要はありません。しかし、WordやExcelなどのMicrosoft Office製品を使用する業務が多いでしょう。
Microsoft Office製品が搭載されているパソコンを選ぶ必要があります。
- CPU:Core i5 以下
- メモリ:8G 以上
- ストレージ:250GB 以上
事務作業において、複数のファイルを同時に立ち上げる場面が多いため、8G以上のメモリのパソコンを選びましょう。また、作成した書類をクラウド上に保存できない場面を考慮し、250GB以上のストレージを視野に入れておきましょう。
イラスト作成などの作業が多いクリエイターの方
PhotoshopやIllustratorなどのAdobe製品を使って、画像の加工や、動画編集をするクリエイターは特にスペックに注目すべきです。CPUやメモリのスペックが高ければ高いほど、サクサクと作業ができます。
逆にスペックが低いと、一つひとつの作業にストレスを感じてしまう恐れがあります。
- CPU:Core i5 以上
- メモリ:16GB 以上
- ストレージ:250GB 以上
高性能を希望する場合、CPUはCore i7以上を視野に入れるといいでしょう。また、複雑な加工や編集をしたデータは、必然的にデータの容量も大きくなってしまいます。画像や動画を保管するためにも、可能な限り大容量のメモリやストレージが必要になります。
また、ディスプレイの大きさにも注目しましょう。Full HD(1920×1080)以上のディスプレイがおすすめです。ノートパソコンの場合、大型の外部ディスプレイと組み合わせること(デュアルディスプレイ)で、さらにパフォーマンスを高めていきましょう。
3.ビジネス用のパソコンを選ぶ際のポイント
ビジネス用のパソコンで気にすべきスペックについて理解できても、欠かせないポイントがあります。それは、保証とサポートについてです。
- 作業途中で動かなくなった
- わからないことがあって質問がしたい
など、個人用のパソコン以上に、保証やサポートに期待できるのが、ビジネス用のパソコンです。
一般的なパソコンの場合、1年間のメーカー保証がほとんどの場合で付いてきます。一方でビジネス用のパソコンだと、長期的な保証が付く場合が大半です。
保証期間や具体的なサポート内容に注目し、ビジネス用のパソコンを選定していきましょう。
まとめ◆利用用途に合ったパソコンを選びましょう
今回、ビジネス用のパソコンを導入しようと検討している方に向け、気にすべきスペックや基礎知識について紹介しました。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラフィックボード
現代において、ほとんど毎日使うパソコンだからこそ、できる限り失敗せずに選びたくなるのも当然です。
費用面はもちろん、従業員一人ひとりの作業に応じたビジネスパソコンを選んでいきましょう。
オフィスのIT環境を改善しませんか?
もしも今現在、
- オンライン、IT、ペーパレスなどよくわからない
- デジタル化の波に遅れないよう、社内の体制・仕事のやり方を見直したい
- ITに興味はあるけれど、全く分からない状態である
上記のようなお困りごとがありましたら、トントンへご相談ください。
株式会社トントンでは、OA事務機器の事、ファイル管理やネットワーク構築、ネットワークセキュリティ、ペーパレス化の検討など、オフィスにまつわる環境整備やデジタル化をサポート。現在の課題をヒアリングしたうえで、貴社の予算や要望に合わせた最適なプランニングを行います。
「こんなことも相談できるのかな?」といった些細なお困りごとでも構いません。まずはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
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